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増資前の空売りで株価は下がるか?

増資前に空売りをしていたヘッジファンド等が調査されているようですが、インサイダーという点よりも、増資前の空売りで株価は下がるのかという疑問があります。

増資する会社が、増資を証券会社に打診して、その情報がヘッジファンド等に漏れているようです。

もちろん、その情報を使って、増資発表前にショートして、増資を買って現渡しというのは、インサイダーでアウトだと思います。この点ではヘッジファンドも悪いですが、情報を垂れ流す証券会社も悪いと思います。今後は増資発表後のショートも規制されるようです。

しかし、そもそも空売りして株価は下がるかというと疑問です。
そもそも機関投資家はダウンティックショートは禁止されているので、個人的には空売りしただけでは物理的に株価は下げられないと思います。

増資の場合、株価が下がるのは主に以下の2点だと思います。

1.増資発表から価格決定・実施までのタイムラグ
増資発表後になって買おうと思う人は、市場で買うという選択肢の他に、増資を引き受けるという選択肢を得ます。
ショートしなくても、大口は増資が確保できれば一旦現物を売るかもしれません。
次項のディスカウントもあるので、それまでディーリングで入っていた買いが減って、増資に回ります。需給が悪化して、株価が下がります。

2.ディスカウント
増資はディスカウントが多いですが、増資の引き受け手は、増資の実施日に発行価格よりも株価が上回っていれば、売却することによって即座に利益を得ることができます。
ディスカウントで増資する限り、理論的には発行価格になるまで裁定取引が入るはずです。

以上の結局、増資発表から実施日まで、発行価格になるまで株価がジリジリと下げることが多いように感じます。

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