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将棋 Archive

第70期 名人戦第5局

120601habu-moriuchi
名人戦第5局は横歩取りで後手羽生二冠が△2四飛から▲2八銀を強要する形。
飛車が8筋に戻って△8五歩は2010年の竜王戦第5局と同じ形か。
互いに銀を繰り出して▲3七桂までは同じ形。△5二金で違う形に。
中盤は手厚い応酬で、後手がやや押した形か、しかし▲4五桂△3七銀で一気に終盤に。
角銀と飛桂交換になって▲7一角と打ち、一旦飛車を呼び込む▲3九歩と一手稼ぐ再度の▲3九歩が良かったか、最後は馬を切って寄せて先手の勝利。
スコアはこれで3-2。
第6局は6/12-13に北九州市。

第70期 名人戦第4局

120523habu-moriuchi
名人戦第4局は矢倉。
定跡を辿り、先手羽生二冠が▲2五歩から桂交換し、▲3五飛。
封じ手は▲3四歩で、次の▲1五香から銀交換して、75手目の▲3六歩が良かったか、飛車を攻められたものの上手く受けて▲2六桂から反撃。
97手目▲4四金は少し危なかったか、しかし△2六成銀で助かったか、▲5四銀と要の銀を取ってここからは少し長かったものの先手優勢だった模様。
最後は鮮やかに寄せて、先手の勝利。これでスコアは2-2のタイで、ここまでいずれも先手が勝っている形。

第5局は5/31-6/1に京都市。

コンピューター将棋

GWの5/3?5/5に、第22回世界コンピュータ将棋選手権が行われ、今年のコンピューター将棋No1が決まりました。

8チーム総当りのリーグ戦による決勝で、6勝1敗で優勝したのはGPS。
2次予選は7戦2敗だったので、3回負けている計算になりますが、ハード面も含め総合すれば確かに一番強いという印象。
決勝で唯一負けたのがponanza戦で、矢倉から途中勝勢と思われる場面になったものの、上部に逃げられて相入玉となって粘られ、まさかの時間切れ負け。人間の対局のように、例えば持ち時間を使い切ったら一手30秒ならまた違っていたか。

優勝:GPS将棋 2位:Puella α 3位:ツツカナ 4位:ponanza 5位:習甦で、
ここまでが人間対コンピューターの電王戦に出場か。
数年前まで強かった激指、YSS、Bonanza等が上位に入れなかったのが印象的。強いソフトが入れ替わったという所か。
注目はツツカナで、人間らしいという評判もあり。
開発者が、電王戦に向けて詰みがある場合は短い手数で、負けの場面でありがちな超手数の粘りをしない等、きれいな棋譜を残したいという思考で、強さだけが求められがちなコンピュータ将棋において、この視点には感服。

第70期 名人戦第3局

120508moriuchi-habu
名人戦第3局は矢倉で、後手羽生二冠が5筋の歩を角で交換する急戦。
対する先手森内名人は▲6五歩と突いて角交換を要求する形。
角交換後先手は▲8二角と打って香車を取れる形になったものの、封じ手の局面では互角の評判だったか。

2日目に入り、後手は△4九角から△2二玉、△4二金と堅くする間に▲5八香で角が死んでしまいそうな形になってしまったのはどうか。
飛車銀と金を交換して2八飛を狙う展開では後手が辛かったか、しかし粘り、後手は桂香を拾って、その後銀と馬の交換に成功し、先手は入玉で勝ちを狙った形。
それでも後手が逆転する手順はなかったか、結局は1日目から先手が良かったということか、最後は鮮やかな即詰みで先手の勝利。

スコアはこれで森内名人の2-1。
第4局は5/22-23に静岡市。

第70期 名人戦第2局

120425habu-moriuchi
名人戦第2局は角換わりで相腰掛銀。
先手羽生二冠が2五桂から▲2八角と打って飛車を狙って先攻。
後手森内名人は飛車を6筋にかわして金と交換。▲2七金と打って2六角から桂馬をもぎ取ったものの、先手は上手く受けて形勢としてはずっと先手が良かったのか、▲6六龍と成った場面では先手優勢の評判。
第2局も2日目はニコニコの中継があって好評だったか。終盤は鈴木八段の解説通りの寄せで、最後は銀のタダ捨てで、投了図以下は馬筋がズレたら▲2四金か。
スコアはこれで1-1。
第3局は5/8-9に福島のスパリゾートハワイアンズ。

第70期 名人戦第1局

120411moriuchi-habu
名人戦第1局は森内名人が振り駒で先手となり矢倉。
先手が3八飛・1八香・2五桂から穴熊に潜って、1・3・5筋の歩を突いて先攻。
銀と桂馬の交換になった後、後手が4七桂成と反撃。
しかし先手の受けが上手かったか、ニコ生の解説三浦九段曰く「後手がいい場面はなかったか」、最後は▲1四桂から▲1五歩と縛ったのが上手かったか、三浦九段曰く「恐ろしい勝ち方」の▲1一竜で後手が投了。次は△1二金に▲2一竜と寄って後手に受けがない形。
まずは森内名人が先勝で1-0。次局は4/24-25に長岡市。

第37期 棋王戦第4局

120317kubo-goda
棋王戦第4局は先手久保棋王が石田流。飛車を浮いた所で後手郷田九段から角交換。
先手が8筋から先攻する展開だったものの、どこかで甘い手があったか、後手が受け切って60手目△9五銀が厳しかったとのこと。後は後手が攻め切って、郷田九段が3-1で棋王を奪取。
郷田九段は約11年振りか相当久々のタイトル獲得。
佐藤王将に続き、この世代はまだまだ強いか。

第61期 王将戦第5局

120309sato-kubo
王将戦第5局は後手久保二冠の中飛車に対し、先手佐藤康光九段が超速と最近よく見かける戦型。

先手は右銀が角頭の歩を掠め取ったものの、飛車・銀を攻められる展開。
しかし飛車と銀・金の2枚換えになって、結果的にこれで先手が有利になったか、飛車角両取りの▲4二銀を打って角を入手。後手の攻めを丁寧に受けて、6筋に強力な塔が出現。
先手の攻めが切れることはなく最後は即詰みで、佐藤康光九段が4-1で王将を奪取。
久々のタイトル獲得。

久保棋王は、カド番を迎えた棋王戦第4局が3/17。
C2順位戦は、中村太地五段と船江四段が阿部健治郎五段とともに10戦全勝でC1に昇級。
B2順位戦の昇級残り1枠は、飯塚七段が早々に自力の勝利でB1昇級を決定。
C1最終節は3/13、B1最終節が3/16。
明日は第50回三段リーグ最終節。

第61期 王将戦第4局

120223kubo-sato
王将戦第4局は、地元久保二冠が先手で石田流。
▲7六飛と浮いてから角交換になり、お互い金が一枚玉から離れる展開。
中盤、後手佐藤九段有利の場面もあったか、しかし後手に手がなくなったようで、△7五歩の辺りでは先手有利の評判。
しかし先手もミスがあったようで、難解な展開。
88手目△5六飛と決めに出た手からの流れが良くなかったか、最後は即詰みで先手の勝利。

久保二冠が1つ返してスコアは1-3。次局は3/8-9に静岡県河津町。
久保二冠は棋王戦の方は現在0-1で、2/25が2局目で3/4が3局目。

順位戦 ラス前

昨日C2順位戦の第9節が終わり、順位戦は全てラス前が終わりました。

まずA級は8-0で羽生二冠が名人挑戦を決定。降級争いは2-6の久保、1-7の高橋・丸山

B1は8-3で深浦九段と橋本八段が昇級を決定。中村九段が降級決定。降級の残り1名は4-7の鈴木と3-8の藤井。

B2は9-0で広瀬七段が昇級を決定。昇級の残り1名は7-2の飯塚、6-3の中川・北浜・戸辺・飯島。

C1は8-1で佐藤天が昇級を決定。7-2の稲葉が、抜け番の前節を終わってみれば自力。昇級の可能性は6-3の小林裕・豊島・高崎・真田辺りまでか。

C2は9-0の阿部健が昇級を決定。残りの2席は同じく全勝の中村・船江と8-1の菅井まで。

こうしてみると、割とラス前に決まった形か。C1とC2の残りの昇級争いが楽しみか。

他棋戦も含めて私が評価する若手は、上で名前の挙がった佐藤天(連続昇級)・稲葉(棋聖戦挑決決勝・連続昇級?)・阿部健(新人王・昇級)・船江(昇級?高勝率)・菅井(最強戦優勝)の5名。
特に船江四段はこのままC2を全勝で一期抜けすれば、それについてはかなり評価されるのではないでしょうか。
少し出遅れた分を、十分挽回できるのではないかと思います。

第61期 王将戦第2局

120127kubo-sato
王将戦第2局は後手佐藤九段が、かなり珍しい相三間飛車を選択。
先手久保二冠が▲8五桂から角交換で先攻。▲2四香が良かったか、この辺りでは先手優勢の評判。
しかし後手も粘り、95手目▲4七銀の辺りでミスがあったか、攻めが切れて逆転。
最後は即詰みで、後手が逆転勝利。
スコアはこれで2-0で、佐藤九段は奪取に大きく前進。
次局は2/16-17に浜松市。

電王戦

1/14に行われる米長?将棋ソフトボンクラーズ戦は単なるエキシビションマッチだと思っていたら、電王戦という名称になっていて、5年かけてプロと将棋ソフトが戦う団体戦になっていました。

・プロ側の2番手はもう決まっていて、現在プロ2年目の船江四段。
プロ入り時の年齢は23才とやや高かったですが、C2順位戦は今のところ8戦8勝で、このまま残り2つを勝って全勝で昇級を決めたい所。通算成績は35勝11敗で、有望な若手の一人です。
かなり前から決まっていた・・・?

・将棋ソフト側は毎年5月に行われるコンピュータ将棋世界選手権で選出。

とりあえず第一回戦が明日ということですが、かなりいい勝負になりそうです。雰囲気的に五分五分です。
最終盤はもう、明らかにソフトの方が強いです。その手前、中盤・終盤でリードが維持できれば・・・という所のようです。

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